年上の部下は非常に扱いづらいと感じている人が少なくありません。
会社での立場は上司であっても、年上に対する敬意は欠かすことはできませんから、強く指示しなければならない状況での話し方が難しくなります。
特に年齢とともに融通が利かなくなる人が少なくありません。
時代が変わっても、自分たちが若い時にやっていた仕事のルールを変えません。
スマートフォンやメールを使えない、または使わない中高年も少なくありません。
自分が納得しなければ、仕事として決められていても、それに従わないでしょう。
このような部下は上司にとって扱いづらいはずです。
ただ、この場合は毅然とした態度を貫くことが重要です。
会社で決められたこと、上司が指示したことは年齢に関係なく、従わなければなりません。
それが会社だからです。
もちろん、コンプライアンスに反するような指示は別問題です。
それから同年代の部下も扱いづらい場合があります。
これまでは同僚の一人として付き合ってきて、いつの間にか上司と部下になってしまうケースです。
部下であっても、上司の考えに反論することが多いでしょう。
つまり、上司に口答えしていることになります。
もちろん、適切な反論であれば、仕事をスムーズに進めるために重要ですが、単に自分が気に入らないと言ったレベルの反論が少なくありません。
この場合も自分の立場をわきまえてもらわなければならないでしょう。
上司として気をつけなければならないことは、上司の判断が必ずしも正しいとは限らないことです。
部下の意見に耳を傾け、冷静な判断が求められます。
それが上司としての役割です。
最期に年下の部下の場合はどうでしょうか。
上司と部下の関係で考えれば一番扱いやすいはずですが、年齢のギャップが大きく、基本的な考え方に大きなずれがある場合は、非常に扱いづらい部下となってしまいます。
一般的な社会通念を理解してくれないことが少なくありません。
会社の仕事の内容ではなく、一般常識から説明することになります。
それも簡単には納得してくれません。