今も昔も世代の断絶と言うことは通用しています。
つまり、新入社員と中堅社員では物事に対する考え方がちがって当たり前です。
ただ、仕事をやっていく上で上司の指示に従うことが部下の務めと考えていれば、納得がいかなくても仕事をやるでしょう。
ただ、近年はインターネットなどで自分の意見を言いやすい状況にありますから、不満があれば上司の命令でも従わない人が増えているのは事実です。
もちろん、社会通念上の問題があるような指示に従う必要はありませんが。上司が扱いづらい部下だと感じる場合は、本人に問題があるケースがほとんどです。
部下の性格によることも少なくありません。
いわゆる性格が悪い部下であっても、仕事はしっかりと終わらせる場合は扱いづらいとしても上司にとっては負担とはなりません。
自分は仕事をせずに、人に対する文句ばかりを言う部下が上司にとっては扱いづらいでしょう。
性格でも、仕事に影響しないことがほとんどです。
人付き合いが苦手な人は、できるだけ付き合わなくていい状況を自分で作ります。
また、隣の人と話ばかりをしていても、仕事は確実にやってくれるなら問題ありません。
自分の性格をわかっていて、何が不足しているかを認識しているなら、決して扱いづらい部下にはなりません。
自分の性格を自分で客観的に評価できない部下が問題です。
自分はしっかりと仕事をしているつもりでも、周りから見るとほとんど何もしていない場合もあります。
与えられた仕事ができない場合、その仕事の内容が悪いとか与えられた仕事の量が多すぎると自分以外のところに原因を探します。
それで仕事が進むのであればいいのですが、そこでストップしてしまうことがほとんどです。
上司としては、今の状況を冷静に判断するように説明しましょう。
そして、どうすれば解決するかを一緒に考えます。
問題の部分を探し出しても、状況は良くならないことを理解してもらわなければなりません。
もちろん、話しただけですぐに理解してくれないから扱いづらい部下と考えられています。